電信柱の女
今週のお題「ちょっとコワい話」
みなさんこんにちは
小学生時代に幽霊が見えるフリをし始めた途端、即友達にバレたDaikon(ダイコン)です。
今週のお題が「ちょっとコワい話」ということで、私が実際に体験した恐怖体験を記したいと思います。
嘘偽りの無い本当にあった話ですので、最後までご覧頂けると幸いです。
それではどうぞ。
「電信柱の女」
これは私が小学校4年生の時に体験した話です。
当時私はとても古い家に住んでいました。
その家は小屋と呼んだ方がしっくりくる程古い建物で、長年住んでいた自分でも怖いと感じるような家でした。
その家はトイレが一階にあり、トイレに行くには階段を降りて玄関を通らなければならない造りになっていました。
玄関のドアのガラスからは外が丸見えで、当時の好奇心からか私は、外を見てからトイレへ向かうのが習慣になっていました。
ある日、真夜中にトイレがしたくなり、
階段を降りていった私はいつも通り玄関から外を見ました。
その景色はいつも通りで
道路を挟んだ向こう側に一本の電信柱が見えていました。
何度も見た変わらない景色・・・のはずでしたが、
その日は何かいつもと違う違和感がありました。
そして、その違和感はすぐに恐怖へと変わりました。
なんと、真夜中にも関わらず
女の人が電信柱の下でうずくまっていたのです。
こんな真夜中に電信柱の下から動かず、うずくまっているなんておかしい…
一瞬でこの世のものではないと悟った私はすぐさま用を足し、
2階へ戻りました。
次の日、学校があった私は目を覚まし、昨夜の幽霊のことを考えていました。
幽霊がうずくまっていた電信柱には街灯がついていたのですが、
その街灯は朝から晩までずっとつきっぱなしで当時から不気味さが際立っていました。
きっとその霊がこの世の未練を伝える為に、街灯を照らして私に何かを伝えに来たのだろうと思いました。
昨夜の恐怖体験を自分なりに解釈し、安心した私は学校へ向かうことにしました。
親に心配をかけてはいけないと、いつも通り家を出た私は
好奇心から霊がうずくまっていた電信柱の下に足を運びました。
そこに行った瞬間私は全てを悟りました。
昨夜、霊がうずくまっていた電信柱の下には
人糞が放置されていたのです。
みなさんも野糞だけはしないでくださいね。
それではまた!
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